日本糖尿病学会専門医の院長が診療いたします。
お手元に検査結果などがあればお持ちください。診察、検査、初回の指導など、30分から1時間程度かかります。時間に余裕を持ってご来院ください。
糖尿病とは
「静かに進行する病気」
糖尿病は、最初に自覚症状が出にくいために、ついつい放置してしまう方が多いと思われます。しかし、血糖管理が不十分のまま放置すると、糖尿病網膜症による視力の低下や失明、高血圧や高コレステロール血症との合併症により心筋梗塞や脳梗塞で死亡したり、寝たきりになってしまう恐れがある病気です。
平成19年の国民健康・栄養調査より
糖尿病の疑いが強い人は約890万人おり、そのうち、ほとんど治療を受けたことがない人が約4割もいます。また、「糖尿病が強く疑われる人」の890万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の1,320万人を合わせると、全国に2,210万人いると推定されています。
糖尿病の治療について
食事療法
糖尿病と診断されたら、身体活動量等に合わせた食事をする必要があります(食事療法)。食べてはいけないものはありません。自分にあった食事量で、必要とする栄養素をとるように工夫します。バランスのとれた食事ですので、家族と一緒に食べられます。 1日に食べる量は、お一人お一人に合わせて指導いたします。
運動療法
患者様お一人お一人に合わせた運動療法をご提案いたします。糖尿病の様々な症状を改善し、さらに動脈硬化の予防などの点でも効果があります。自分に合った運動をよく相談した上で、有酸素運動(散歩、水泳、ジョギング等)で、無理をせず適切な運動を継続する事が重要です。
薬物療法
糖尿病の状態、合併症の有無などを考慮して、経口薬や注射薬であるインスリン製剤等を用います。
糖尿病の検査について
糖尿病は初期には自覚症状がありません。だからこそ早期発見、早期治療がとても大切です。症状がないうちでも定期的な健康診断を受けることをおすすめします。